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Friday, August 12, 2022

『石子と羽男』反響呼んだ名シーン「泣けるほどに美しかった」中村倫也が魅せた葛藤 - ドワンゴジェイピーnews

金曜ドラマ石子と羽男―そんなコトで訴えます?―』(TBS系、毎週金曜よる10時)が毎話名シーンを生んでいる。

先週5日に放送された第4話で、印象的だったのは朝焼けのシーン。視聴者からも「大好きなシーン」「泣けるほどに美しかった」「とても沁み入るシーン」「何度も繰り返して見てます」と反響のあったこのシーン。石子(有村架純)と羽男(中村倫也)の関係性が深まり、ますます石羽コンビが愛おしくなる。そのシーンにたどりつくまで、羽男は自分の弱さと向き合いながら、徐々に前を向く。受け止める石子の優しい顔と次第に光が射していく美しい景色は、そこからの道を照らしているように見えた。(以下、第4話一部ネタバレあり)

第4話。電動キックボードを運転中に接触事故を起こした一奈(生見愛瑠)。「駆け寄った」と主張するも、被害者・新庄(シソンヌじろう)はひき逃げを主張。一奈の姉・絵実(趣里)から弁護を依頼された石子と羽男は、刑事事件として処罰を求めない示談を目指して動く。

検事である姉・優乃(MEGUMI)から「臨機応変に対応できなきゃ終わり」「人の人生 背負う覚悟持ってやってる?そうじゃないんだったら弁護士辞めたほうがいい」とまで言われても、羽男は何も言い返せない。

「納豆食べないそうです…」
予想外の角度から切り出された石子の誘いで飲みに行く二人。自分を“相棒”と呼び気遣う石子に、羽男は「相棒って…大げさだよ」とぎこちない様子を見せながら「(姉の言葉は)別に気にしてない」と強がった。

ジムのランニングマシーンで歩く羽男のペースは速い。視線は下。悩んでいるときは散歩がはかどる。

「答えが出なくても 歩き続けてれば いつか必ず 何か見つかる」
石子の父・綿郎(さだまさし)の言葉を聞きながら険しい表情で同じ場所を歩き続けているが、視線は少し前を向いた。

粘り強く目撃者探しをする石子と羽男だったが、やがて絶対絶命のピンチに。腕を掴まれながらも懸命に証言を得ようと叫ぶ石子の姿。見つめる羽男の目は、何か大きく心が動いたと思わせる。「お前ら 誰だ?」と詰め寄られたとき、羽男は覚悟を持ったような力強い目で「弁護士だ」と言った。

姉の言葉に何も言い返せなかった羽男が、自分は「弁護士だ」と言うまで、その葛藤が段階的に見えてくる。その胸の内を明かせる相手は、やはり石子。

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