ダラス・カウボーイズはプロボウラーのレフトタックル(LT)タイロン・スミスが長期間不在になる中で戦わなければならない。
スミスが現地24日(水)の練習で膝に剥離骨折を負い、手術を必要としていると『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが木曜日に報じた。スミスはたとえ今季中に戻ってくるとしても、12月までフィールドに戻ることはない見込みだ。
31歳のスミスは練習中に倒れ、接触のない形でのケガを負ったものの、自分の足でその場から去ることができたという。
スミスは過去2年間で20試合を欠場し、2015年以来フルシーズンを戦い抜いたことがないことから、カウボーイズはこの8度のプロボウラーがいない状態でのプレーに慣れている。それでもクオーターバック(QB)ダック・プレスコットのブラインドサイトには大打撃となった。
カウボーイズはいずれブラインドサイドの後継者とすべく、大学時代にレフトタックルをプレーしていたタイラー・スミスをドラフトで指名しているが、タイラー・スミスはトレーニングキャンプとプレシーズンでレフトガード(LG)を務めていた。また、タイラー・スミスは最近負ったケガに対処しているところでもある。2021年のドラフト4巡目で指名を受け、昨シーズンに苦戦したジョシュ・ボールが、タイロン・スミスがいない間にレフトタックルとして練習していた。LTの選択肢として、カウボーイズには5巡目指名のルーキー、マット・ワレツコやアビアンテ・コリンズがいる。
カウボーイズの強みだったはずのオフェンシブラインは、最近のシーズンで劣化しつつあった。スミスの負傷はNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)東地区の王座を守ろうとするカウボーイズにとって、最新の妨げになっている。ケガを抱えるカウボーイズを前に進めるため、プレスコットにかかるプレッシャーはより大きくなるだろう。
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からの記事と詳細 ( カウボーイズLTタイロン・スミスが膝の剥離骨折、最短でも12月まで離脱へ - NFL日本公式サイト )
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