レンジャーズ戦は左ウイングでスタートも、ゴールを挙げられずにチームも悔しい敗戦
スコットランドの名門セルティックは現地時間29日、スコティッシュ・プレミアシップ第4節で宿敵レンジャーズと対戦。日本代表FW古橋亨梧は3トップの左ウイングでフル出場し、チャンスを演出するなど見せ場も作ったが得点を奪えず、チームは0-1で敗れた。地元紙は「フルハシは中央でプレーしなければならない」と、これまで主戦場としてきたセンターフォワードでのプレーを推奨している。
移籍後の公式戦8試合で7得点1アシストと好調をキープする古橋は、現地時間29日に敵地で行われた宿敵レンジャーズとの伝統の“オールドファーム・ダービー”でリーグ3試合連続となるスタメン出場。4-3-3システムの3トップの左に入ったなか、序盤から相手に警戒されてなかなかボールへ絡めない。
それでも時間の経過とともに徐々にパスが回り始め、前半19分には右サイドからのクロスが流れたボールを拾い、ペナルティーエリア(PA)内から右足でファーストシュートを放つ。さらにその5分後、PA内左で味方からパスを受け、クロスから決定機を演出するも、FWオドソンヌ・エドゥアールのシュートミスでセルティックは得点機を逸した。
後半もホームサポーターの後押しを受けたレンジャーズが勢いを示すなか、セルティックはショートカウンターを交えながらチャンスを窺うも決め手を欠く。すると同22分、コーナーキックからDFフィリップ・ヘランデルにヘディングシュートを叩き込まれ、先制点を与えてしまう。
反撃に出たいセルティックは、直後に味方の縦パスに抜け出した古橋にチャンスが到来。相手最終ラインの背後を抜け出しGKと1対1の場面を迎えたが、シュートはGKに防がれてしまい同点ゴールは奪えない。後半途中からポジションを最前線へと移した古橋は、DFと駆け引きを繰り返しながら得点機を窺う。しかし後半40分にPA内右から放った右足シュートはGKに阻まれるなどチャンスを活かせず、そのままタイムアップを迎えた。
スコットランド紙「ヘラルド」は、「キョウゴ・フルハシは、セルティックでベストのものを出すためには中央でプレーしなければならない」と見出しを打ち、「キョウゴ・フルハシのエネルギーと情熱は、どのポジションでプレーしてもチームを向上させる。しかし、彼が中央でプレーした時、セルティックは計り知れないほど脅威で、より良いチームだ。それは今や火を見るより明らかだ」と伝えている。
Jリーグでも今季、センターフォワードで起用されることで、移籍前までリーグトップの15ゴールを挙げるなど、得点能力が完全開花した古橋。アンジェ・ポステコグルー監督が中央とサイドのどちらで起用していくのか、大きな注目が集まる。
からの記事と詳細 ( 「中央でプレーしなければならない」 古橋、レンジャーズ戦ウイング起用に地元紙提言 - Football ZONE web )
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