Pages

Thursday, November 26, 2020

高品位な穴加工を支援、自社開発のリニアモーターを搭載した細穴放電加工機 - @IT MONOist

 ソディックは2020年10月30日、リニアモーターを搭載した細穴放電加工機「K4HL」を2021年2月より受注開始すると発表した。標準価格は1400万円からで、生産目標台数は年20台だ。

キャプション 細穴放電加工機「K4HL」 出典:ソディック

 3軸(XYZ)全てに自社開発のリニアモーターを搭載し、高加速で俊敏な駆動を可能にする。新開発の「SPK」電源は、高速通信、高速処理でモーター制御応答速度を向上。純水仕様での細穴加工専用高速無電解回路を標準搭載し、最適なサーボ制御とのマッチングにより、鉄系、超硬合金、銅、アルミ、真ちゅうに加え、チタン合金、ニッケル合金などの難加工材料に対しても、高品位で高速な穴加工ができる。

 加工中の電極貫通を自動検知する貫通穴検知機能は、中空形状の加工物での作業性を向上し、無駄な加工送りを削減するため加工時間を短縮できる。また、単一形状の電極でさまざまな形状の穴加工ができるローラン機能を搭載するなど、航空宇宙やエネルギー産業でニーズのある、タービンブレードの扇形状の穴加工にも対応する。

 消耗した電極を自動回収し、ストックの電極を自動供給する自動電極供給装置「AEF」を標準搭載しており、連続穴加工を支援する。他にも、自動AEF交換装置、自動下ガイド交換装置、自動電極交換装置をオプションで用意しており、異なる電極径での長時間の連続穴加工の自動化にも対応する。

 また、自動プログラミングソフト「LNアシスト」を標準搭載し、グラフィカルな画面構成で、電極材質や加工物の情報などを選択、入力するだけでプログラミングできる。複数の穴加工や複雑な加工穴レイアウトも、対話型の入力方式なため初心者でも簡単に作成できる。

 テーブル寸法は750×650mm、各軸移動距離(XYZ)は400×300×500mm、最大加工物寸法は740×740×400mm、最大加工物質量は500kg。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Let's block ads! (Why?)



"標準" - Google ニュース
November 27, 2020 at 05:00AM
https://ift.tt/2HG7QPj

高品位な穴加工を支援、自社開発のリニアモーターを搭載した細穴放電加工機 - @IT MONOist
"標準" - Google ニュース
https://ift.tt/31uAk3S
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment