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Sunday, September 6, 2020

クアルコムチップが標準サポートする「Adaptive ANC」とは? (1/3) - ASCII.jp

佐々木喜洋のポータブルオーディオトレンド 第37回

来年はノイキャン付き完全ワイヤレスが標準に!?

2020年09月07日 13時00分更新

文● 佐々木喜洋 編集●ASCII

 現在ベルリンで開催中のIFA2020において、クアルコムから新技術「Adaptive Active Noise Cancellation(以下Adaptive ANC)」が発表された。本稿ではクアルコムのブログ情報に基づいて解説する。ANCは、最近高級ヘッドホン・イヤホンで搭載が増えてきた“アクティブ・ノイズ・キャンセリング”技術を示す。

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最も求められるのは高音質だが……

 まず、クアルコムの調査(2020 state of play)によると71%のユーザーがActive Noise Cancelling技術(ANC)に興味があり、完全ワイヤレスイヤホンを選ぶ際のポイントは音質であると回答している。この結果を踏まえ、クアルコムでは「ユーザーがどんな環境で聞いていても良い音質を得るためのキーはANCだ」と解釈しているようだ。

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 Adaptive ANCと言う言葉からは、過去にクアルコムが発表した「aptX Adaptive」と混同してしまいそうだが、Adaptive ANCはノイズキャンセリングの適用量を“Adaptive”に調節するのに対して、aptX AdaptiveはBluetooth通信のビットレートをAdaptiveに変えるものと言える。

 Adaptiveは“適用性”とも訳されるが、なんらかの条件に応じて、その量や程度を変えていく仕組みを指す。例えば、ストリーミングなどは一般的にAdaptiveで通信する。通信回線の状態がよいときはデータ量(ビットレート)を増やすが、混み具合に応じて、ビットレートを落として、途切れないようにするのだ。aptX Adaptiveは、それと似た仕組みをBluetooth通信で実現したものだ。

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