新型コロナウイルスの影響を受けて、厳しい経営が続くＪＲ北海道。５日、経営改善の達成状況を検証する第三者委員会が開かれ、委員からは再建計画の見直しを急ぐよう求める厳しい意見が相次ぎました。
国の監督命令を受けた第三者委員会は５日、非公開で開かれました。
ＪＲによりますと、この中でＪＲ側からは今年度、新型コロナウイルスの影響で年間売り上げの３割から４割程度の減収が見込まれ、資金の手当てが急務になっていると説明したということです。
これに対し委員からは、「想定よりも悪化する予測をして危機対応すべきではないか」とか、「感染の影響が残る前提で再建計画の見直しに早期に取り組むべきだ」といった厳しい意見が相次いだということです。
会合のあとＪＲ北海道の島田修社長は「改善計画をスピードアップしなければならない。意見は真摯に受け止めたい」と述べました。
その上で、「観光客が道央圏に集中している状況や季節が特定の時期に偏っている問題を変えていかないと『アフターコロナ』には対応できないのではないか。鉄道の利用形態が変わることを想定して対応していかなければならない」と述べ、収束後を見越して事業の見直しに着手する考えを示しました。
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June 05, 2020 at 05:08PM
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“再建計画見直しを”意見相次ぐ｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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