留学生に日本語を教える授業になぜか日本人の「生徒」もいる。不思議な光景が目前に広がる。
1月23日、北海道大学の学生交流ステーションの教室には、昨年10月に来日したばかりの7人の留学生と6人の日本人学生がいる。留学生の出身国はインドネシア、ナミビア、マラウイ、モロッコ、バングラデシュ、中国、韓国。留学生たちは今春、大学・大学院に進む。それまでの半年間で一定水準の日本語を身につけないといけない。みな必死だ。
授業が始まった。山下好孝教授(63)が「いつものように発音練習から始めます。では一緒にお願いします」。山下さんは「音」にとことんこだわる。
まず、あ行。山下さんがオーケストラの指揮者よろしく指示棒を振り、指した文字を全員で発音する。「あぁ」「えぇ」「い」「うぅ」……そしてカードの束から1枚引いて「クミコさん!」。日本人のクミコさんがまねして発音すると、山下さんに「それはタイ語(の発音)」と言われてしまった。次は「か」「け」「き」「く」……。「シスカ!」。今度はインドネシア出身の留学生シスカさん(32)が発音する。「結構です!」と褒められた。山下さんはユーモアを交えながら徹底的に発音を直していく。
日本語では例えば「買う」「買わない」「買った」などと動詞を活用させると、アクセントもころころ変わる。しかも標準語と関西弁で、同じ場合もあれば違うこともある。複雑だが、こちらもたたき込む。
京都市出身の山下さんは北大で2000年から「外国語としての関西弁」という日本人向け講義もしている。だが、「日本語教育では標準語を教えないといけない」が持論だ。そういう山下さん自身の話の持って行き方やノリは関西そのものだ。
山下さんは「言語の本質は音。…
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