２２日に新型コロナウイルスの感染が確認された江別市内に住む５０代の女性について、江別市は市内の小学校に勤務する給食の配膳員だと明らかにしました。
道は２２日、江別市内に住む５０代のパート従業員の女性が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。
これを受けて江別市は２３日に記者会見を開き、この女性が市内の小学校に勤務する給食の配膳員だと明らかにしました。
市によりますと、配膳員は別の場所で調理されてあらかじめ容器に分けられた給食を受け取り、教室の入り口まで運ぶ作業などを担当していました。
作業中は白衣とマスク、手袋を着用し、給食の調理は直接行っていなかったということです。
市と道によりますと、配膳員は今月１３日にのどの痛みを感じたあと１４日まで勤務し、１５日になってせきに加えて３７度台の発熱があり、その日からは出勤していないということです。
市は配膳員の同僚２人について濃厚接触者として、今月２８日まで勤務を見合わせて経過を観察することにしています。
一方、児童や教諭とは接触する機会はほとんどなく、同僚以外にこの小学校に濃厚接触者はいないとしています。
学校では配膳員の動線を中心に２４日にかけて２回、校内の消毒を行い、２５日からは通常通り授業を行うとしています。
江別市の三好昇市長は「教育の現場でも手洗いなど予防に関して準備していかなければならないと改めて思った」と述べました。
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February 23, 2020 at 01:43PM
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